日本の原風景を満喫!
ブロンプトンで一泊二日の房総半島輪行旅行  その6


夷隅川を走る!?

さっそく行ってみよ〜。
駅を出てすぐの所にある、こちらの十字路を左です。
交差点はここしかないので、さすがの(!?) 私でも間違いようがない。

めーいチャァーン!!
このあたり、となりのトトロの世界だ〜!

ここで、またしても私の野生の勘が発動。
たぶんこの道だ。




おおっ! なんじゃこりゃ!!
道が、川に沈んでる・・・。

到着〜!!
これがまさに、私の見たかった景色。

道がだめになってる!! と思われるかもしれませんが、これが普段の状態。
「潜水橋」
とか「沈下橋」などと呼ばれる、れっきとした橋の一種なんです。

ここ夷隅川は水かさが低く、底が平らなので
川底にコンクリートを敷いて、簡易的にクルマが渡れるようにしたらしいです。
高知県の四万十川などにあるような、洪水時に沈む沈下橋は有名ですけど、
普段から沈んでいる橋はとても珍しいですよね。


それにしてもすごいねぇ。
橋もすごいけど、景色もユーコン川みたいに雄大だ。

んー。そうだね。

橋の向こう側には畑しかないらしいので、
もっぱら地元の方の専用道路らしい。

さてと・・・・ 
で、行く?

いやいやいや、さすがに自転車でここを渡るのは怖いでしょ。
自転車が傷むし。

じゃあいつ行くの?

え?

今でしょ。

・・・・・・


今でしょ。

だぁ〜っ、うるさい!!
それ嫌いなんだけど私!!

水深20cmくらいあるし。むりです。
そもそも一般車両通行禁止と書いてあったし。

そっか、それもそうだね。
じゃあ、帰ろう。

みなさんも、あぶないから絶対に入らないようにして下さい!!

こうしてオイラたちは東総元の潜水橋を、
ただ眺めただけで何もせず後にしたのでした。




※以下は、イメージ映像です。





♪ラン、ランララ、ランランラン
ラン、ランラララ〜



ジャバジャバジャバ・・・・

♪ランラン、ランララ、ランランラン
ララララランランラーン



ザバァッ・・・・



No.012

スリリングすぎて通れない!!
普段から川に沈む道路

渡りはじめのあたり
路面のコンクリートが劣化していて特に恐怖


さて、こちらの公民館の前の切り株をお借りしてしばらく休憩。
・・・今私、ものすごく後悔してます。

どうして? 超〜、Excitin'!!だったのに。

自転車は今の所無事だけど、びしょびしょに汚れたし。
靴下も、靴もびしょびしょだし。
もう帰りたい・・・・。

いいじゃん、干してたらだいぶ乾いてきたんだし。
それに、さえちゃんが自ら入って行ったくせに。

あんたが行け行けうるさかったからでしょ!!!!

おいらは、今でしょって言っただけだし!!!!

うるさい!! その顔やめれ!!

ふえーーい やーいやーい、チビ!!!!

あんたのがチビでしょ!!


みなさんは、絶対にまねしないでくださいね・・・・。
私も金輪際、こういう事はしませんので。
もしものことがあったら地元の人に迷惑がかかるし、なにより
たいして気持ちよくありませんでした。うううう



そのあと待っていたのは、ひたすら坂道を登る苦行

靴下もある程度乾いたので、
そろそろ気持ちを入れ直して、先に進みます

走っていると隣の線路をいすみ鉄道が通過。黄色くてきれいな車両ですね〜。
でも、レールバスじゃないですね・・・・引退したのかな。

なんか風景が賑やかになってきた。 
このあたりにいすみ鉄道の終着駅であり、小湊鉄道の始発駅である、
上総中野(かずさなかの)があるみたいだね。

あ、さえちゃん観光パンフレットがあるよ!!
あれを見て元気だそう!!

えっ この百葉箱みたいな所に入ってるの!?
なんかおもしろ〜い!!

 チャッラーン♪♪
・・・・・・。

・・・・。

電車に乗る予定はないですが、上総中野駅にちょっと立ち寄ってみました。
小湊鉄道の次の電車は、一時間後らしい。

いい雰囲気。

・・・・早く温泉に入りたいから
さっさと養老渓谷まで行こう。

らじゃー。

そこからが結構な坂道でした。
上総中野駅から養老渓谷までの行程、距離的にはそんなに遠くないはずなんですが、
渓谷というだけあってどうやらすごく山の中をゆくみたいだ。

至極当たり前のことであるよ。

サイクルコンピュータを見ると、距離計は昨日からの積算で14.4km。
・・・ではなく、実はこれメーターが一周しているので本当は114.4kmです。
信じられないことになってる・・・・。

ここまで来たら引き返す訳にもいかない。
もー、やけくそっ 意地で登ります。待ってろ〜黒湯温泉〜〜ッ

 

やっと頂上だ!!  →  下りはスイスイ!! →  また上り坂・・・
の繰り返しがしばらく続く過酷なルート・・・。

はあ、はあー。
なんか、集落っぽいところに着いたけど、これが養老渓谷??

ここは「葛藤」

・・・・。
まさに私たちの今の気持ちを代弁してくれているような地名だわ・・・・。



着いたけど・・・様子がおかしい養老渓谷



少し走ると、大きな旅館が出現。
ようやく観光地っぽい建物です。どれどれ。

廃墟でした。

玄関に椅子とか机とかが散乱してる・・・・。 

・・・気を取り直して先に進むと、今度こそいよいよ温泉街っぽい感じに!!
14時40分、養老渓谷温泉郷に到着です!! やったー!!

さえちゃん、今気付いたんだけど右側の旅館も廃墟っぽいよ。

ほんとだ〜、よく見たら障子が破けてる。なんか廃墟多いね。


ん? 隣のこの旅館も雑草に埋もれてる。
ふーん・・・

あっ!! ドライブインがある!
おいら頑張りすぎてもう限界。お昼ご飯食べよ〜。

賛成!! 私もお腹ペコペコ・・・、

Oh...

ここもやってない...

養老渓谷、何かがおかしいよ!
観光ガイドにも必ず載っている千葉県有数の観光地なのに
一体何があったんだ。

・・・・さ、さえちゃん!!! 人、人の声がする。
テレビの音だ!! あそこのお店やってるよ!!!

お〜〜定食屋さん、営業してる!! 君と出会えた奇跡!!
助かった・・・・

自転車を停めてそろーっと入店。
サイレントヒル感のある周囲の雰囲気とは違い、店内は清潔で開放的な
ごく普通のお店
だったのでなんだか安心しました。

頼んだのはとろろそば!!
このお店では、とろろのほうにつゆをかけながら、そこにそばを浸けて食べるらしいです。
これが見た目以上にボリューム満点、疲れた体に染み渡る感じで予想外のめちゃ旨でした!!! おすすめ。

食後は女将さんに日帰り入浴の出来る(廃墟でない:笑)温泉宿を聞いて、そちらに向かうことに。
養老渓谷は黒湯の温泉が有名ですが、宿によって泉質は微妙に違い、黒湯でない所もあるらしいので要注意です。

立寄り湯として今回お世話になったのは、こちらの「旅館 嵯峨和」さん。
じつは、普段はあまり積極的に日帰り入浴を受け付けていないみたいで、
ちょっとあたふたされたけど、無事OKをもらって入館。



時間帯が早い事もあり、お風呂は独り占め♪
真っ黒いお湯でぬるぬるすべすべ、気持ちいい温泉でした。
※犬は入れません、念のため。

黒いお湯に浸かるのって、新鮮な体験かも。
ただし、こちらの宿のお風呂はあまり広くなく、せっかくの景色も窓が小さく全然見えなかったので
その点がかなり残念でした・・・。まあ、景色はあとで見に行けばいいんですけど〜・・・。

というわけで、湯上がりに徒歩で渓谷へ繰り出してみた。
でもまあ今日中に東京に帰らないといけないから、そんなにゆっくりは出来ないね。

わっ、すごい切り立った壁。

あちらこちらにカップルが数組。
コンクリートブロックで出来た簡易橋に大興奮! してましたが
川に沈んでいる橋をビショビショになりながら
自転車で渡った経験のある人
にとっては
この橋にはあまり刺激はないですね・・・・。

紅葉の名所だけあって、シーズンになると綺麗になりそうな予感。
だけど、完璧に整備された遊歩道やキャンプ場とか、ちょっと観光地的に開発されすぎてて、
オイラ的にはいまいちな印象だったナ。

うん〜、昨日の高宕渓谷や、さっきの東総元周辺のインパクトが強すぎたのかもしれないね。
ここも充分、房総ならではの景色が楽しめるけどね。

養老渓谷温泉郷

自転車で・・・
小湊鉄道・養老渓谷駅から約15分
いすみ鉄道/小湊鉄道・上総中野駅から約50分
※時間は目安で、所要時間には個人差があります。

輪行おすすめ度 ★☆☆☆☆
紅葉のシーズンは楽しめそう。渓谷だけあって坂が多し。

住所・営業日・駐輪場情報など
夷隅郡大多喜町葛藤
http://www.yorokeikoku.com/


より大きな地図で ぶら輪☆おすすめスポット を表示


そんなわけで、時間もないので足早に小湊鉄道の養老渓谷駅へ。
レトロな車両のローカル線・小湊鉄道に揺られて、のんびり東京に帰るのだ〜〜♪

温泉街から駅までは、再びものすごい上り坂!!
けど結構、いい景色。

えっちらおっちら坂を上っていたところ、歩いていた熟年シニア夫婦から
「すごいわー、がんばってー!!」と声をかけられ降りて休める雰囲気ではなくなったため
持てる全ての力を込めて一気に登りきりました・・・・。しぬかと思った・・・。

途中でラーメン屋さん見つけた!!
こんな田舎の、それも道から外れた奥のほうにあってびっくり。



No.013

こんなところに!?
田舎道の奥にあるラーメン屋

この日は営業していませんでしたが
行った事がある方の感想もとむ!


小湊鉄道に乗って帰・・・・!?

そんなわけで、小湊鉄道の養老渓谷駅に着きました。
"養老渓谷"駅とは名ばかりで、結構養老渓谷からは離れていた印象です。

もうすぐ電車が来るみたいで、けっこう賑やかだね。
久しぶりに、有人の駅を見た気がする〜。

駅の中では小湊鉄道のグッズも売ってる!!
おっと、何はともあれ、とりあえず切符を買ってから・・・


あっ・・・・

どっどうしたの?

お金なくなっちゃったんだった。
さっきの立寄り湯で残金ギリギリだったのを忘れてた。
ちょっと下ろしてくるね。

そっか、今回 所持金1万円で旅する って決めてたんだったね〜。
でも、このあたりに銀行やATMなんて、あるの!?

駅前だし、さすがにあるでしょ〜。
それに、私は郵便局がありさえすればOKなのだ。ゆうちょ銀行だからね。
あそこの商店の人に聞いてみる〜。

このあたりには銀行はないねェ。
久留里や大多喜まで行かないとないのよ〜。

ちょうどこのあたりは中間地点で、そう、不便な所でねェ。

コンビニ? ないよ。
郵便局ない。
隣駅にあるけど、んー、たぶんもうこの時間じゃあ閉まってるねェ



ざ、残金、581円
困った時のクレジットカードも、小湊鉄道では使えないし・・・・。
どどどどうしよう・・・・。

「しょせん東京の隣だし」と、房総を甘く見ていたさえちゃん。
最後の最後で、決定的なバチが当たりました。
この絶体絶命のピンチをどう乗り切るのか!?

驚愕の展開に乞うご期待!!


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